【白井さんのエッセイ】今夜何を作ろうかな？と献立を・・・

白井さんのエッセイ 2020年11月02日

今夜何を作ろうかな？と献立を考える時、主菜は魚や肉などたんぱく質がとれるものを、副菜には野菜や海藻、きのこ･･･。私は豆や卵もこっちに入れるかな？でも大豆製品、卵料理はしっかり筋肉をつけてくれるメイン料理にもなります。となると、やっぱり主菜かな？
主菜とか副菜とか若い人はあまりこだわらなくなっていますが、副菜が充実していると、食卓が色どりよく楽しくなって心が豊かになったように感じます。次の日のお弁当やお昼のおかずとして重宝するのも副菜。味がなじんで一層おいしくなるものも･･･。

　
　近頃は家でもカフェメニューのように大きなお皿に小さなカップやおにぎりなどをきれいに盛りつけ、横にお汁もの、後片づけも楽で見栄えよしのワンプレートも増えました。
私はついつい器の数が増えてしまうのですが、人それぞれに大切にすることと、健康な体が寄り添って、自分のスタイルで日々の暮らしが成り立つといいですね。
先日いつも私がおかずをプレゼントすることが多かった幼なじみが仕事を退き、初めて煮物を作ってきてくれました。もう、うれしくてうれしくれて････。「ありがとう！」と受けとる私に「甘さを抑えておいたからね」とひと言。食べて「ふふ、十分甘いけど･･･」と思いながら「そうか本当はもっと甘いのが好きなんだ」と改めて知る機会に。遠慮なく煮物をプレゼントしあえる友人の存在につくづく感謝しました。
　今月ご紹介したレシピは、メインにも副菜にもなる「プルーンと厚揚げ、うす切り豚肉の煮物」です。ゆがいたほうれん草も添えました。砂糖やみりんは使わずドライプルーンの甘みを生かした煮物に初めて挑戦しました。その日よりも味がなじんだ次の日がおいしかったかな。試してみる度にまだまだ新しい発見があります。料理は楽しい！