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【白井さんのエッセイ】幸い歯が痛くなることもなかったので・・・
白井さんのエッセイ 2019年02月01日幸い歯が痛くなることもなかったので、長い間、歯医者さんに行くことがありませんでした。歯医者さんに行こうと思ったのは、去年70歳になって「このまま年をとっていって大丈夫?治療大作戦」を心がけているから。時間をみつけて順番に健康チェック。今日は歯の点検です。
やっぱり歯医者さんは数か月に1回行った方がよいということが分かりました。歯石がしっかり付いていて、ずいぶん手間をかけてしまいました。やさしい先生は大丈夫と言ってくださいましたが、力仕事をされたようなくたびれた顔になられて・・・。反省です。
そして、すごいことがわかりました。「私『親知らず』が痛くなったことがないんですよ」と話すと「痛くならない人もいますよ、写真確認しましょうか。あーほんとですね。『親知らず』がありませんねぇ~。時々おられますよ。へぇ~進化していますね。」「進化?」。なんと縄文人は現代人より歯が多かったそうです。
人類は進化とともに顎が小さくなって歯の数が減ってきているのだそう。「親知らず」はその名残り、生えない人はより進化している・・・とそんな話だったと思います。「わぁ~なんかいいニュース!私『親知らず』なかったんだ」とちょっと得したような気分。
体にいいものを楽しく食べて死ぬまで元気で暮らしたい。心も進化するのかしら。これからも台所ではおもしろい経験を一杯したいなぁ。決まったことばかり繰り返さず、食べたことのない組み合わせにも挑戦してみよう・・・と、一人ワクワクしながら帰りました。