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ナッツを食べると便秘になるは嘘!ナッツには整腸作用の効果があります
ナッツ雑学 2019.09.11
最近、食生活の乱れやストレスによる便秘でお悩みではありませんか?
便秘が続くと、吹き出物やむくみの原因となります。
肌や血管への健康効果が高いナッツは、腸内環境を整える効果もあります。
そこで今回は、整腸作用の効果があるナッツとその理由を詳しくご紹介します!
便秘の種類
便秘とは毎日排便しない、回数が少ない、お腹の張りや残便感を感じることをいいますが、
残便感を感じなければそれは便秘とはいいません。
また、便秘には3つのタイプがあり原因もそれぞれ異なります。
(1)弛緩性便秘(大腸の運動が低下)
(2)けいれん性便秘(大腸が過緊張)
(3)直腸性便秘(直腸部分に便が溜まる)
ナッツは弛緩性便秘の改善に効果アリ
弛緩性(しかんせい)便秘とは、
女性や高齢者に一番多く、腹筋の低下などにより大腸が便を押し出せず「腸が動かない」状態に。
動かない腸を動かすようにするには、
ナッツに含まれる『不溶性食物繊維』と『不飽和脂肪酸』が効果的です。
弛緩性便秘の対策①不溶性食物繊維
食物繊維は水に溶ける「水溶性食物繊維」と
水に溶けにくい『不溶性食物繊維』の2種類に分かれています。
不溶性食物繊維は水分を含むことで膨れ上がり、腸を刺激し活発にさせる効果があります。
アーモンド、ピスタチオ、クルミを食べて排便を促してみましょう。
弛緩性便秘の対策②不飽和脂肪酸
「不飽和脂肪酸」は食べても体の中で固まらず、
中でもオレイン酸は小腸での消化・吸収に時間がかかり、大腸を刺激して活発にするなどの整腸作用があります。
アーモンド、ヘーゼルナッツ、ピカンナッツを食べて腸の動きをスムーズにしましょう。
おすすめのナッツの食べ方
便秘予防に効果がある不溶性食物繊維が多いナッツは、糖質が少ないためダイエット中や糖質制限中には最適なおやつです。
ダイエット中は、朝・昼・夜 それぞれの食事前に数粒程度のナッツを食べるのがおすすめ。
まとめ
便秘の原因には運動不足やストレス、加齢など様々ありますが、
日々の食生活による栄養素も大きく影響しています。
腸の不調を感じたら食事や間食にナッツを取り入れて、腸の動きを活性化させ、辛い便秘を解消しましょう♪
※ナッツの【食べ過ぎ】は便秘を起こす(悪化させる)場合もありますのでご注意ください。
1日に25g(片手一杯)を目安にお召し上がりください。
※一部のナッツはアレルギー特定原材料に含まれています。アレルギー体質の方、または何かしらアレルギーをお持ちの方は必ず医師に相談してから摂るようにしましょう。
→ナッツの糖質量ってどれくらい?一覧表で分かりやすく確認
→ナッツを食べるとニキビが出来るは嘘!?