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おいしさ長持ち!ナッツのおいしさを保つ容器包装について
ナッツ雑学 2019.06.25
現在、日本は世界でも有数の安全志向と言われ、
食における「品質の安全・安心」「包装容器の安全・安心」の意識が高まっています。
今回は東洋ナッツ食品の工場で包装されてから皆さまの家庭に届くまでナッツの美味しさを保つ
容器包装の特性や工夫をご紹介します。
①金属缶容器(スチール缶)
東洋ナッツ食品のミックスナッツ缶は、硬くて丈夫な「スチール缶」を使用しています。
優れた保存性
スチール缶は紫外線による変質や湿気、
そして酸素による酸化から中身を守ることのできる優れた保存性があります(※1)。
また、表面処理を施すことで開缶後のサビの発生を抑制しています。
外部から衝撃を守ります
缶胴に2本の凹みが入っているのにお気付きでしょうか。
これは【ビード】といわれ、缶を落とした場合に外からの衝撃から守り、
振動を吸収して緩和する作用があります。
スチール缶は特に衝撃吸収率が高いため、床に落とした場合でも中身へのダメージを軽減させることができます。
②プラスチック製包装(袋)
プラスチック製の袋の厚さは、わずか数ミクロンから数十ミクロンほどですが、
実は様々な材質のフィルムが重なって出来ています。
美味しさを閉じ込める3層フィルム
内側から順に
①ポリプロピレン(透明・防湿性が高い)
②蒸着ポリエステルフィルム(酸素・湿気のバリア性が高い)
③ポリプロピレン(透明・防湿性が高い)
3層構造にすることで、ナッツの味や香りを保っています。
美味しさを維持する保存方法
一度開封したナッツは、空気中に含まれる水分や酸素を吸い込むことにより
品質(味・食感)の劣化や、ナッツ全体の酸化を進行させます。
開封後はチャック部をきっちりと閉めて冷蔵庫で保管しましょう。
※賞味期限は開封前の日付です。
まとめ
包装容器は、ナッツの品質保持を目的として、
皆さまにナッツを安全安心に召し上がっていただくという重要な役割を果たしています。
どんな容器でも温度や湿度が高い場所での長期間保存は、品質低下の原因になります。
未開封の場合でも直射日光や高温多湿を避けて保存してください。
※1 缶詰の日持ちは未開封の状態に限ります。
東洋ナッツ食品では保存料を使用していないため、開封後はできるだけお早めにお召し上がりいただくことをお勧めしています。
※2 ビード(凹み)は一部の製品となります。
→正しいナッツ・ドライフルーツの保存方法とは?