アーモンドを元気に育てよう!水やりのコツや苗木の育て方について
咲かそうアーモンドアーモンドの育て方や日ごろのお手入れ方法、苗木の剪定について、など
ナッツメーカーである東洋ナッツ食品が初心者にでも分かりやすく詳しくご紹介します。
コツやポイントを把握して、アーモンドを元気に育てましょう!
アーモンドの苗木の手入れ【剪定部分・台木の処理 / 水やり】
写真は、アーモンドフェスティバルで毎年販売する苗木を植え、約2週間後に撮影したものです。
・台木の芽摘み
アーモンドの苗木は、別の種の台木に穂木としてアーモンドの枝を挿し木されたものが多いです。
苗木を植える際、接ぎ木部分を土の上に出して植えるので、土と接ぎ木部分から蘖(ヒコバエ)が出てきます。
アーモンドの芽ではありませんので、見つけたら摘んであげてください。そのままにしておくとアーモンドが枯れる場合があります。
・剪定部分の手入れ
短く剪定した際の切り口は、大きな切り口とは違い樹木の成長に影響しないことが多いですが、
幹からの水分の蒸発や、腐朽菌などの進入を防ぐためカルスメイト(富士商事)の使用をおすすめしています。
他にトップジンMペースト(住友化学園芸)などでも構いません。
木にも傷ついた時のお薬があるんですね。
・水やり
アーモンドは、乾燥に強い植物ですが、苗木(幼木1~3年)の間は表面の土が乾いたらたっぷり水をあげてください。
夏場は、早朝か日没後に与えましょう。
鉢植えの場合は、底に皿などは置かずに水捌けをよくしてあげてください。
地植えで水捌けが悪い場所では、根腐れを起こすことがあるため注意しましょう。
・最後に
※「咲かそうアーモンド」に記載のアーモンド栽培方法は、兵庫県神戸市で1979年からアーモンドを育てきた記録に基づくものです。
地域や環境によって異なりますが、栽培方法ひとつとして参考にしていただければ幸いです。
また東洋ナッツ食品では、アーモンドを収穫の為ではなく、ナッツメーカーとしてアーモンドの木を身近に感じてもらうために栽培を続けております。
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