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- レーズンの種類はいくつある?それぞれの味や見た目の特徴をご紹介!
レーズンの種類はいくつある?それぞれの味や見た目の特徴をご紹介!
ドライフルーツのこと 2019.09.05パウンドケーキやパン、サラダやカレーのトッピングにも使われるドライフルーツのレーズン。
原料のぶとうに沢山の種類があるように、レーズンにも様々な種類があります。
今回は、東洋ナッツ食品で扱うレーズンの品種についてご紹介します。
レーズンとは
レーズンは別名”干しぶどう”といわれており、その名の通りぶどうを乾燥させたもの。
皆さんが普段食べているレーズンの大半はカリフォルニアで生まれ育ったレーズンです。
紀元前13世紀ごろから現在のスペインやイラン周辺でぶどうの栽培が行われ、同時にレーズンも作られていました。
18世紀に入るとカリフォルニアが世界最大の生産地になり、
現在ではオーストラリアやギリシャ、トルコでも生産されています。
レーズンの色は自然色素
レーズンの原料であるぶどう本来の色は緑色。
収穫後に2~3週間ほど太陽の下で
天日乾燥させることで、ぶどうの中に含まれている糖からメイラード反応(※)が起こり、
天然の茶色に変化します。
※ぶどうに含まれる糖とアミノ酸が熱により結びつき、香ばしい風味と褐色の色が出る反応のこと。
レーズンの種類
レーズンは、その産地や原料によっていくつかの種類に分けられています。
カリフォルニアレーズン
■生産国:アメリカ合衆国(カリフォルニア)
世界におけるレーズン生産量の約40%はカリフォルニア産といわれています。
皮の薄いぶどう品種「トンプソンシードレス」を乾燥させたもので、甘みとほのかな酸味も感じられます。
一般的によく使われているレーズンです。
サルタナレーズン
■生産国:オーストラリア など
ぶどうの品種はカリフォルニアレーズンと同じ
「トンプソンシードレス」ですが、
こちらは乾燥時間が短く、カリフォルニアレーズンに比べて明るいのが特徴。
ぶどう本来の甘さを適度に味わえます。
カリーナカランツ
■生産国:オーストラリア など
オーストラリア特有の品種「ブラック・コリンズ」といわれる生命力が高いぶどうを乾燥しています。
他のレーズンに比べると粒が小さく酸味が強いのが特徴的。
カレンツ、カラントと呼ばれることも。
サンマスカット
■生産国:オーストラリア
オーストラリアの特定の地域のみで栽培されたマスカットを乾燥させています。
他のレーズンに比べ、ほのかに甘いマスカットテイストでワインやチーズと相性がピッタリ。
レーズンはぶどうを乾燥させた果実ですが、糖質を多く含むため
1日1/2カップ程(約120粒ほど)が目安量です。(※カリフォルニアレーズンの場合)
召し上がる際はお皿に出すなどして、くれぐれも食べすぎないよう注意してくださいね。
まとめ
ドライフルーツの中で最も目にする機会が多いレーズン、実は原料となるぶどうの種類によってたくさんの味や見た目に違いがありました。
お近くのスーパーなどでレーズンを目にしたときは、その形や味にも注目してみてください。
レーズンがお好きな方は是非食べ比べをしてみてはいかがでしょうか♪
※一部商品にはレーズンにオイル(植物性油脂)を使用しておりますが、全ての商品において砂糖や着色料は使用しておりません。
※また開封後は、保存容器に移すなどして直射日光・高温多湿をさけた場所で保管ください。
→レーズンを美味しく食べる保存方法とは
→ドライフルーツ7つの美容健康効果とは