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ハワイ土産で有名なマカデミアナッツは意外な国で生まれました
マカデミアナッツの話
皆さんは、【マカデミアナッツ】と聞くと
ハワイや、マカデミアチョコレートなど...
”ハワイ定番のお土産“ を思い浮かべるのではないでしょうか。
しかし、マカデミアナッツの発祥地はハワイではありません。
今回はマカデミアナッツにまつわる真実をお伝えしていきます!
マカデミアナッツはオーストラリアで生まれました
マカデミアナッツの原産国はオーストラリア、
そして生産国も第1位がオーストラリアです。
1857年にオーストラリア東海岸の亜熱帯の森で発見され、1950年ごろから商業が始まり、
現在でもオーストラリアの山野に点々と野生木があります。
マカデミアナッツはクイーンズランド州で発見されたことから【クイーンズランド・ナッツ】とも呼ばれています。
現在、世界のマカデミアナッツの約3割が
オーストラリアの東南部に位置するニューサウスウェールズ北部と、北東部に位置するクイーンズランドで栽培されています。
この地域はマカデミアナッツの生育に最適な気温(20~25℃)であることが特徴です。
どうしてハワイのイメージが強いの?
マカデミアナッツは当時のハワイ王国でさとうきびの防風林用として、1880年代始めにハワイに移植されました。
その後マカデミアナッツの栽培研究が進んだ結果、さとうきびやパイナップルを超えるほどの作付面積となり、ハワイの特産物となったといわれています。
オーストラリアはマカデミアナッツ輸出大国
現在マカデミアナッツの生産量は
オーストラリアがハワイの生産量を上回り、
農家は650戸、植木されている総面積は18,500ヘクタール、毎年の収穫量は約45,000トンにのぼります。
生産量の7割を世界約40カ国に輸出するほど、
オーストラリアはマカデミアナッツ輸出国になりました。
原産国ならではのこだわり
マカデミアナッツの生育条件は、
故郷であるオーストラリア以外の土地で正確に再現することはできません。
また、化学肥料や農薬などは使用しないなど
自然環境にもマカデミアナッツにも優しい高品質な農法を目指しています。
今度「ハワイ土産のマカデミアナッツ」を受け取ったら、原産国と生産国1位はオーストラリアであることを思い浮かべてみてくださいね。
オーストラリアにあるマカダミアナッツ農園訪問レポートはこちらからご覧ください♪
→マカデミアナッツがもつ美肌効果とは?
→オーストラリアにあるマカデミアナッツ農園を訪問しました