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オーストラリアのマカデミアナッツ農園を訪問しました その1
マカデミアナッツの話2019年の4月上旬、マカデミアナッツの故郷であるオーストラリア北東部へ行ってきました。
オーストラリアで栽培されたマカデミアナッツのうち、日本では約20%を輸入しています。
今回は、オーストラリアの大自然で大切に育てられたマカデミアナッツが、
日本へ届けられるまでの過程をレポートしたいと思います♪
ニューサウスウェールズ州【New South Wales】
ニューサウスウェールズ州の内陸部には、世界遺産のブルーマウンテンズや熱帯雨林地帯が広がっています。
気候は年間を通じて温暖で、マカデミアナッツを育てやすい気温(20~25℃)が続きます。
まずはニューサウスウェールズ州沿岸部位置にするKnockrow(ノックロウ)へ行き、伝統ある農園を訪問させていただきました。
マカデミアナッツ農園見学
30年以上育てられた大きな木が、広大な農地にどこまでも並んでいます。
熟した木は12m~15mほどの高さになります。絶景ですね。。
熟した実を収穫します
マカデミアナッツの収穫は木を揺すったりせず、収穫用トラクターを動かして自然に落ちた実を集めていきます。
木の年数によって異なりますが、1本の木から1回に約15~20㎏(約2000個)ものマカデミアナッツが収穫できます。
収穫シーズンはオーストラリアの9~10月で、4回ほどに分けて収穫していくとのこと。
今回実際の収穫の様子は見ることは出来ませんでしたが、優しい農家さんはトラクターを動かして丁寧に説明してくれました。
土づくりへのこだわり
木の生育には化学肥料や農薬は使わなかったり、
森から来た動物に実を食べられないように鳥を飼って守るなど、持続可能な自然農法を徹底されています。
集荷した実の殻を割ります
こちらでは収穫後すぐに緑茶色の外皮を除去するため、専用の機械へと搬入。
外皮を除去した後、大きな異物混入がないか、などしっかり選別します。
ここまでの選別工程を経た選りすぐりのマカデミアナッツが、加工工場へと運ばれていくんですね!
次回はここから少し東へ移動した
BrokenHead(ブロークン・ヘッド)にある農園視察をレポートします。
オーストラリアのマカデミアナッツ農園を訪問しました その2