安心安全でおいしいカリフォルニアのアーモンドができるまで
アーモンドの話普段みなさんが食べているアーモンドの約90%以上が、アメリカのカリフォルニア州(以降カリフォルニア州)から輸入しています。
今回はアーモンドの栽培・収穫の様子、そして私たちの食卓へ届けられるまでを詳しくご紹介します!
アーモンドの聖地カリフォルニア州
アーモンド最大の産地であるカリフォルニア州は、豊かな土壌と「地中海性気候」ならではの乾燥、そしてさんさんと降り注ぐ太陽の光に恵まれた環境が、アーモンドの生育に適しているといわれています。
アーモンドの花をご存知ですか?
アーモンドは桜やアンズ、スモモと同じ「バラ科のサクラ属」で、カリフォルニア州では2月上旬~3月中旬ごろに開花。
桜と同じバラ科ゆえに一見間違えられるほどそっくりです。
アーモンドの大半が同じ品種同士では結実しないため、カリフォルニア州では異なる品種の木を交互に植え、ミツバチの助けを借りて受粉結実を行っています。
アーモンドの実
薄い果肉の下に現れる茶色の殻が「種子」にあたり、この種子を割ると、いつも食べているアーモンドが姿をみせます。
どのようにして収穫されるのでしょうか
カリフォルニア州では8月上旬~10月中旬に、
巨大なハサミのようなものがついた「シェイカー」と呼ばれる専用機で木の幹を挟んで大胆に揺って収穫しています。
1本の木から約7000粒ものアーモンドが降り注ぐため収穫の様子は”アーモンドシャワー”といわれることも。
落とした実は日光のもとで自然乾燥させた後、別の機械で木くずや落ち葉を飛ばしながら
アーモンドだけを吸い込むようにして回収。
すぐに原料工場へと運ばれます。
1粒ずつ丁寧に選別されて日本へ
原料工場では大きな異物を除去し、殻割機でアーモンドを取り出したら、サイズ選別(7~8種類)を行います。
その後色彩選別やX線選別機、最後は目視選別、など厳格な品質基準をクリアした美しいアーモンドが出荷されています。
まとめ
美味しくて安全なアーモンドを皆さまにお届けするのには、
加工技術だけでなく原料の品質すなわち農家の方々のご協力が欠かせません。
東洋ナッツ食品では創業当初から、毎年農園・原料工場を訪問し、品質向上につなげています。
そして農家の方々との信頼関係から生まれた高品質で安全なアーモンドを、日本の皆さまの食卓にお届けしております。
今度アーモンドを食べる時は、生産や収穫の背景を思い出してみるとまた違った美味しさを楽しめるはず♪
→綺麗な人は知っている!アーモンドの栄養について
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